一直線穴熊 △6四角型 01
居飛車側が△6四角と上がる形。
振り飛車側は▲4八銀と引いた場合ほとんど避けようがない形。その分個人的には△8四角~△3九角成とぶった切る順より有力ではないかと考えている。
一例として、C2の都成-高見を一部だけ。
△6四角と出る手がある場合は、△8二飛と回られる前に(つまり上図のタイミングで)▲5九角と引いておくのが無難。
ただ手番と駒組みの行きがかり上4九の金が離れていたので、くっつけるのも自然。
以下△8六歩、▲同歩、△8二飛、▲5八飛、△7五歩、▲5六飛、△7二飛、▲7五歩、△同飛、▲2八金、△7二飛、▲5八飛(△8八歩の防ぎ)、△7六飛と細かい応酬。
技巧の評価値は-200程度でほぼ互角。
以下後手は△8六角、△7三桂、△6六歩など指したい手が多いので、先手は▲5四歩~▲5二歩などから動くのが一例。以下の手順もなかなか面白いのでいつか題材にするかもしれない。
結果は後手勝ち。