続・最速の▲4六銀
最近とびとびになっていて大変分かりにくいですが、下の形の類型が先日プロの実戦に現れたのでメモしておきます。中継を見てびっくりしました。笑
以下△3三角なら▲3六歩~▲3五歩で、△1二香~△1一玉が間に合わないという話でした。
さて、棋戦は忘れましたが、阪田-村田顕戦は下図。
間に合ってるやん!?!?!?という上図。実は△6二銀が保留されているんですね。なるほど…。
ただ自分は序盤で△6二銀と上がっている場合が多いので使えるかは難しいかも。
本題はここからで、以下▲4六歩と△4五歩の筋を防がれたのを見て、村田先生は△7三銀~△6四銀の順を選ばれたんですよね。
この思想はまるまる以下の記事と同じです。
最速で▲4六歩まで決められた場合は△8四飛の形でなく△7三銀~△6四銀を選んだ方が良いという内容。プロの実戦に現れたのは自信になりますね(^^)。
概して、▲4六銀が早い場合は△7三銀~△6四銀はそこそこ有力だと思います。どうしても勝ちにくさはあると思いますが…(本譜も後手大優勢でしたが逆転で先手勝ち)