異次元の狙撃手 11
このペースで指し手を紹介しているとネタ切れになりそうなので今回は一休み。笑
昨年度の順位戦における、青嶋先生の戦型選択をまとめてみました。戦型は青嶋先生が左側に来るように書いてあります。
対局者 | 先後 | 戦型 | 勝敗 |
---|---|---|---|
村中秀史 | 後 | 相矢倉 | 勝 |
星野良生 | 先 | 角換わり | 勝 |
中村亮介 | 先 | 居飛車穴熊-ノマ向 | 勝 |
加藤一二三 | 先 | 四間穴熊-急戦 | 勝 |
佐藤和俊 | 後 | 左美濃-三間 | 敗 |
黒沢怜生 | 先 | 対角交換四間 | 勝 |
牧野光則 | 後 | ノマ四-居飛車穴熊 | 勝 |
藤森哲也 | 先 | 相掛かり | 勝 |
石田直裕 | 先 | 相矢倉 | 勝 |
西尾明 | 後 | 四間-左美濃 | 勝 |
オールラウンダーなのは言うまでもないですが、なんとなく相手の得意戦法で戦っているような感じがしませんか?村中先生はじっくりした本格派居飛車党ですし、中村亮先生といえばノーマル振り飛車からの穴熊退治で有名。加藤先生は言うまでもなく。黒沢先生も角交換四間の印象が強いです。そして藤森先生と言えば相掛かりは最も得意としている戦型ですし…。ここに挙げなかった分もその棋士の代表的と言ってもいい形を相手にしているような。
相手の得意戦法を避けるためのオールラウンダーではなく、受けて立つためのオールラウンダーという感じでしょうか。
考えすぎかもしれませんが、青嶋ファンの戯言として受け取ってください。笑